マニュアル
どんなマニュアルが作れますか?
対象機器、ソフトや対象ユーザーによりさまざまなマニュアルが存在します。
大別すると次のような形態になります。
ワカールでは、これらのマニュアルの企画、制作に精通しています。どんな形態でもご相談ください。
どんな分野の製品のマニュアルが作れますか?
おもにIT製品・サービス、家電製品、工業用製品などを中心に制作しています。
下記のような分野の制作実績があります。
パソコンソフト・ハード、周辺機器
この他にもさまざまな製品のトリセツ、マニュアルを外注いただいてきました。
もちろん、私どもで対応できない分野もありますが、その場合は専門分野の同業者などもご紹介できます。ぜひ一度ご相談ください。
マニュアルの制作プロセスを教えてください
マニュアル制作を外注される場合の、一般的なユーザーマニュアルの制作プロセスについて、簡単にご紹介します。
制作できるマニュアルのボリュームはどれぐらいですか?
マニュアルにはA4用紙裏表1枚のものから数千ページにおよぶ大規模なものまで、種類と用途に応じてさまざまなものがあります。
ワカールでは、お客様のさまざまなご要望にお応えできる制作体制を構築しています。
印刷物以外のマニュアルも作れますか?
はい、ワカールではあらゆる媒体によるマニュアルを制作しています。
最近はマニュアルを印刷せずにPDFで配布する企業様が多くなりました。
「ヘルプ」でソフトに組み込む形態も多くあります。ヘルプは、Windows用のヘルプのほか数種類の形態があり、目的やプラットフォームに合わせて選択します。
また、ウェブブラウザーで表示できるように、ホームページのようにHTMLでオンラインマニュアルを作成する場合もあります。この場合は、OSなどに左右されないので汎用的に配布することができます。
普及し始めたタブレット端末で表示できるように最適化したビジュアルなマニュアルや、流行の電子ブックのプラットフォームを使うなど、新しいタイプのマニュアルもどんどん登場しています。
映像でわかりやすく伝える動画マニュアルも多く制作しています。最近では多くのユーザーが、まずスマホで検索しますのでスマホで見やすい動画マニュアルもユーザーサービスとしては最適です。
ぜひ、お客様のご要望をワカールにお伝えください。
自社のマニュアルがわかりやすいかどうか迷っています
ぜひ一度、ワカールにご相談ください。
貴社のマニュアルを経験豊かなスタッフが分析し、レポートや改善提案をお出しいたします。また、有料にはなりますが、エンドユーザーにとっての使い勝手を分析する「ユーザビリティテスト」など科学的な計測手法もあります。
マニュアルの内容や構成について提案してくれますか?
まず最初に、担当者様にインタビューをさせていただきます。製品の詳細、ターゲットとなるマーケットや使用者像、これまでの問題点、解決したい問題など、マニュアル作成に関連するポイントを、開発担当者様やマーケティング担当者様からお聞きします。
これらの情報を元に、ワカールでは最適なマニュアルの構成、レイアウト、サンプル原稿などのプランをご提示いたします。
マニュアルにお金をかけられないのですが
マニュアルの制作費も製造コストの一つですから、なるべく低く抑えるにこしたことはありません。
また、これまで社内で制作されており外注の経験がないので予算が確保しにくいなどの事情を抱えられるお客様もいらっしゃいます。
ワカールでは、お客様の状況に応じて柔軟なご提案をさせていただいております。
例えば、次のようなコスト低減案が考えられます。
などなど、貴社とワカールのコラボレーションで、コストを低減するプランはいろいろとあります。
ぜひ一度ご相談ください。
MS-Wordでマニュアルを作れますか?
マニュアルのデザインDTPというとInDesginやFrameMakerなど専門的なソフトを使うイメージがあります。
しかし、ワカールで受注するマニュアルの約50%はMS-Wordで作成されています。
MS-Wordマニュアルの利点は次の通りです。
逆に欠点もあります。
こうした面を考慮して、貴社に最適なアプリケーションを選ぶことをお勧めします。
デザインや版下だけでも外注できますか?
もちろん、お受けしております。
原稿、図版をご支給いただければ、専門のオペレーターがキレイにレイアウトいたします。
詳細は、ぜひワカールまでご相談ください。
マニュアルづくりすべてを外注したいのですか?
ワカールでは、マニュアルの構成案作りから、原稿の書き起こし、イラストや図版の作成、デザイン・レイアウト、実機チェック、印刷に至るまで、一貫したサービスをご提供しています。
もちろん、良いマニュアルを作るには、お客様の開発担当者様、営業担当者様、マーケティング担当者さまとの緊密な連携が欠かせません。
実際の制作工程については、ワカールにお任せください。
原稿も書いてもらえるのですか
はい、ワカールは「わかりやすい原稿」を書く専門家です。
資料をご提供いただければ、社内のテクニカルライターがマニュアル原稿やカタログコピーを作成いたします。
原稿を作成するには、次のような資料をご提供ください。
過去に作成されたマニュアルなど(用語や文体の参考にします)
このような情報を元に原稿を作成しますが、貴社の状況に合わせて柔軟にご対応します。
各国語のマニュアルを取扱説明書を作りたいのですが
ワカールでは翻訳サービスも充実しています。各国語のマニュアル作成もお任せください。
通常は、次のようなプロセスで各国語版を作成します。
各国語版の作成中に仕様変更などマニュアルの修正が発生すると、労力、コスト共に増大します。
しかし、スケジュールの関係ですべてのマニュアルを同時に進行しなければならない場合もあります。
ワカールでは、それぞれのお客様のご都合を最優先して、最適な体制を構築いたします。
ワカールでは、翻訳作業に「Trados」という翻訳支援システム(CAT)を使用しています。
これにより、複数の言語の翻訳もスピーディに正確に進行することができるようになっています。
イラストや図はどうやって作るのですか?
マニュアルの中で使う図版には、次のような種類があります。
■イラスト、図、ピクトなど
通常は「Illustrator」というソフトを使って制作します。いわゆる「ベクトルデータ」で1本1本の線を描いていきます。ひじょうに自由度が高く高度な表現も可能です。
■画面
専用の画面キャプチャソフトで画面をキャプチャして、JPEGやGIFなどのビットデータにします。グラフィックソフトで画面内に説明文などを挿入する場合もあります。
「Winshot」などフリーで優れたソフトも多く流通しています。
■写真
デジカメなどで撮影した写真を使います。「Photoshop」などの写真編集ソフトを使って、画像を編集して使いやすくする場合もあります。
自社作成のマニュアルの改訂作業だけを外注できますか?
もちろん大丈夫です。
次の情報を教えてください。
使用しているソフトウェアやフォント、そしてバージョンによってはご対応が難しい場合もあります。
詳細はワカールまでお問い合わせください。
イラストはCAD図面を流用して費用を抑えたいのですが
イラスト作成は、マニュアル制作の中でもコストがかさむパートです。
CAD図を流用してマニュアルを制作するお客様もいらっしゃいます。
通常は、CADソフトから「EPS」などのベクトルデータにエクスポートしていただくか、「JPEG」などのビットデータにエクスポートしていただければ、あとは弊社にて加工いたします。
CADの流用はコストを抑えられますが、次のような欠点もあります。
詳細はワカールまでお問い合わせください。
動作テストもやってもらえますか?
弊社では「実機チェック」と呼んでおり、動作可能なハードウェアまたはソフトウェアをご支給いただいた場合は、必ず実施いたします。
原稿作成からご依頼いただいた場合、実機チェックの作業費は費用に含んでおりますので、追加の作業料は不要です。
翻訳の場合やお客さまご支給原稿によるマニュアル作成の場合は、別途費用をお見積りいたします。
また、実機チェックを含めたマニュアルのブラッシュアップや改善提案なども承っておりますので、ぜひご相談ください。
PDFで納品してもらえますか?
通常は最終成果物としてPDFとDTPソースデータを納品いたします。
お客様でのマニュアル配布形態がPDFの場合は、「しおり」や文書内のリンクを張った形態で納品ファイルを作成いたします。
また、PDFデータで印刷をされる場合は、PDF/Xなどカラー印刷に適したプロファイルを使ったPDFなど、印刷用PDFで納品させていただきます。
どんなアプリケーションで制作するのですか?
マニュアルを制作するアプリケーションに、とくに決まりはありません。
皆さんがオフィスでお使いになるMS-Wordで作成することもよくあります。
一方、DTPやマニュアルに特化した主にプロ向けのアプリケーションもあり、そうしたアプリケーションを使えば、手の込んだ高度な作業を実施することができます。
例えば、次のようなアプリケーションがあります。
InDesign、QuarkXpress
デザイン、レイアウトに特化したDTPアプリケーションです。デザイン、レイアウトの自由度が高く、加えて大量のページ処理の機能もあり、マニュアル制作にはよく使われます。
もともと大量ページのマニュアルを制作するために開発されたアプリケーションです。一貫したレイアウトの大量ページで、表現などの統一や目次や索引の処理に優れています。また、ひとつのマニュアルデータ内に複数の言語のコンテンツを共存させて切り替えて表示できるなど、多言語処理にも優れています。
ペラ(1枚裏表)マニュアルなど、単ページのマニュアルを作成するときには、ひじょうに威力を発揮します。もともとイラストを作成するためのアプリケーションですから、表現力や自由度はピカイチです。
使用するフォントについて教えてください
フォントはデザインのための大きな要素なので、見た目を良くしたり、可読性を高めるために、慎重に選択したいものです。
よく、Windows付属のMSゴシックやMS明朝で作成される場合もありますが、表現性が乏しいために、それだけで貧相なマニュアルに見えてしまいます。
弊社では、とくにお客様からご指定がない場合は、「ヒラギノ」というフォントを標準で使っています。明朝、ゴシック各6書体に丸ゴシック1書体を組み合わて使ってデザインします。
もちろん、お客様からご指定がある場合は指定のフォントでデザイン、レイアウトいたしますし、弊社に手持ちがないフォントであれば可能な限りご用意いたします。
使用するフォントについては、次のような点にも注意する必要があります。
フォントについては、弊社までご相談ください。
業務を説明するマニュアルは作れますか?
通常、自社内の仕事を社員やアルバイトの方に説明するマニュアルを「業務マニュアル」と呼んでいます。
ファストフードチェーン、コンビニなどでは、アルバイトの人たちでも正確なオペレーションができるように、業務マニュアルの制作にとても力を入れています。
一般の企業でも、ルーチンなお仕事をマニュアルにして、新人や異動があっても業務が進められるようにしているところも多いと思います。
自社内で制作される場合も多いかと思いますが、私どものようなマニュアル制作専門会社でも制作を請け負っております。
社員の方からのオリエンテーションや実地調査を通じて、業務を洗い出してマニュアル化していきます。
これにより、外部の目から業務を洗いなおすことで、業務の無駄の発見やオペレーションの改善につなげる副次的な効果もあります。
また、外国人従業員のための多言語化や、アルバイトでもすぐにわかるような動画マニュアルなど、さまざまな形態に対応しています。
業務マニュアルは、各社にてまったく異なる内容、形態になりますので、一度弊社までご相談ください。
費用、プロセスを含めたご提案をさせていただきます。
請負開発したソフト用のマニュアルは作れますか?
請負で開発したソフトは、納品時にマニュアルを添付する契約になっているのが普通です。
通常は、開発したエンジニアの方が業務の最終段階としてマニュアルを制作されます。
最近では、仕様書やソフトからマニュアルを自動作成するアプリケーションなども開発されています。
もちろん、私どものような専門業者でも制作を請け負っております。
この場合は、仕様書を元に一定の書式で使用手順などマニュアルを書き起こしていきます。
また、依頼元に対して業務マニュアルという形で次元の高いマニュアルを提案して、新たな売上とされることも可能になります。
エンジニアのマンパワーを有効に使いたいというお客様からご依頼いただくことが多くあります。
トリセツの改訂について教えてください
バージョンアップや機能修正、追加などに伴い、トリセツはたびたび改訂されます。
また、新しいモデルも、たいていは古いモデルの機能を継承しているので、以前のトリセツをベースに新しいトリセツを作るケースが大半です。
弊社では、以前にお作りしたトリセツのデータはすべてアーカイブしていますので、すぐに修正、改訂や新モデルへの対応ができるようになっています。
そうした古いデータを使用する際には、用字用語、表現などが現在のバージョンと異なっていないかどうかなど、内容のチェックも改めて施します。
また、翻訳マニュアルの場合には、一部だけを翻訳して旧版を修正するのか、全体を作り直すのかの判断が必要な場合がよくあります。
弊社では翻訳支援システム(CAT)に過去の翻訳メモリーが保管されているので、翻訳については改訂箇所だけを洗い出して翻訳することが簡単にできます
営業用のマニュアルは作れますか?
「セールスマニュアル」「販売マニュアル」「販促マニュアル」などと呼ばれる分野のマニュアルです。
対象ユーザーは「自社の営業マン」「代理店」「販売店」になります。
製品内容の紹介、特徴の説明、セールストーク、競合製品の情報など、営業の方が現場ですぐに使える情報や、代理店や販売店の方に自社製品をよく知ってもらうことを目的に作成します。
サンプルデータや出力結果などを付けることで、店頭デモにも使えるように工夫する場合もあります。
さまざまな形態、内容がありますので、一度ワカールまでご相談ください。
データが大きくて送れません
マニュアル制作をしていると、画像データや版下データなどサイズの大きなファイルをやり取りすることがよくあります。
メールへの添付ファイルとしては、2~3MBを超えるとエラーが発生するケースがあります。
こうした場合、FTPやファイル転送サービスを利用してファイルの受け渡しをします。
翻訳
何語の翻訳ができるのですか?
世界中の主要な言語の翻訳を承っています。
弊社では、社内の翻訳者のほか、英語、中国語など案件の多い言語に関しては分野ごとに専門の翻訳者と契約しており、技術系を中心に即応できる体制を整えています。
それ以外の言語は希少言語を含め、世界中の専門翻訳会社や翻訳者と業務提携しており、幅広い対応と高い品質を確保できる体制を取っています。
翻訳可能な言語についてはワカールまでお問い合わせください。
お願いできるのは翻訳だけですか?
翻訳だけでなく、付随する制作などの作業にも対応しています。
マニュアルやカタログなどの翻訳であれば、翻訳した文章をDTPデータに流しこみ、レイアウトを整えて納品することが可能です。
また、イラストや図版内の文字を翻訳して、それぞれの言語用の図版に再作成することもできます。
印刷サイズなども各国で少しずつ違うので、ローカライズに慣れた専門スタッフがアドバイスいたします。
翻訳料金はどうやって算出するのですか?
翻訳は、原文の文字数をベースにお見積りいたします。
たとえば、英語から日本語への翻訳(和訳)の場合、原文の英語ドキュメントの「ワード数」がカウントの単位になります。
弊社の標準的な和訳単価は20円になります。
A4の英文ドキュメント1枚で200ワードの文章の場合、200ワード×20円=4,000円が翻訳料金となります。
日本語から英語への翻訳(英訳)の場合は、原文日本語ドキュメントの「文字数」がカウントの単位になります。
弊社の標準的な英訳単価は14円になります。
A4の和文ドキュメント1枚で400字の文章の場合、400字×14円=5,600円が翻訳料金となります。
欧米系の言語の場合は「ワード数」が基準になります。
中国語、韓国語などアジア系の言語の場合は「文字数」が基準になります。
翻訳ボリューム、言語、内容によっても単価は異なります。
ぜひ一度、ワカールまで見積をご依頼ください。
翻訳の品質はどうやって守るのですか?
翻訳品質の確保(QA)のために、さまざまな仕組みを導入しています。 ここでは、その一部をご紹介しましょう。
翻訳のプロセスを教えてください
次のようなプロセスで翻訳を納品いたします。
①原文ソース(DTPファイルなど)のご提供→お見積りの提出
②原文ソースを翻訳支援システム(CAT)に取り込んでプロジェクトファイルを作成。
その際、過去の翻訳メモリーや各社ごとの用語集も一緒に取り込みます。
③プロジェクトファイル上で翻訳者が1文節ずつ翻訳していきます。
④翻訳文をチェッカーがチェックします。
⑤編集者が編集およびリライトします。
⑥DTPファイルに訳文を適用して、専門のオペレーターがレイアウトを調整します。
⑦お客様に校正(レビュー)をお送りします(通常はPDF)。
⑧校正、修正を何度か繰り返します。
⑨納品
ワカールではマニュアルなどのドキュメントの翻訳が多いので、編集者が訳文を編集、リライトして日本語や英語のマニュアルとしてわかりやすいように仕上げます。
PDFしかないのですが翻訳できますか?
もちろんPDFだけでも大丈夫です。
ただし、この場合はPDFからテキストを抽出して翻訳しますので、テキストファイルで翻訳文を納品することになります。
もし、原文のPDFのようにデザイン、レイアウトされた形での納品をご希望の場合は、専門のデザイナーがPDFをベースに新たにレイアウトを再作成することも可能です。
ファイルの構造によっては、PDFからイラスト等のデータを抜き出して再利用できる場合もあります。
PDFしかない場合でも、ぜひワカールまでご相談ください。
ワカールには翻訳者がたくさんいるのですか?
ワカールの社内は、コーディネーター、編集者、チェッカー、レイアウターなどで構成されています。
外部の契約翻訳者が翻訳作業を担当します。
現在、契約翻訳者は50名ほどおり、言語や分野ごとに高い専門性を持って翻訳にあたっています。
このため、お客様のご要望が「和英翻訳」「ITのネットワーク分野のマニュアル」「セキュリティ機能もある」など専門知識が求められる場合であっても、すぐにご対応が可能です。
また、ワカールでは国内外の専門的な翻訳会社とも業務提携をして、「法律」「特許」などの専門的な翻訳や希少言語の翻訳など、お客様の多岐にわたるご要望に応えられる体制を構築しています。
複数の言語の翻訳を同時に進められますか?
ワカールでは翻訳支援システム(CAT)を導入しています。
CATでは、一つのソース(DTPデータ等)を取り込んでプロジェクトファイルを作成します。
このプロジェクトファイルに対象となる複数言語の設定をしておくと、それぞれの言語の翻訳用ファイルが作成されます。
これを各言語の翻訳者が翻訳して、再びプロジェクトファイルに集約します。
複数言語の翻訳が完了したプロジェクトファイルをエクスポートすると、各言語のDTPファイルが完成します。
このように、各国で販売する製品のマニュアルなどを同時並行して翻訳することが可能です。
また、FrameMakerのような多言語マニュアルの制作に適したDTPソフトにも対応していますので、お客様のニーズに適した作業を選択することが可能です。
翻訳にはどれぐらいの日数がかかりますか?
内容、ボリュームにより異なりますが、たとえば、英文和訳で英文のボリュームが2000ワード(およそA4サイズで10枚前後)の場合、次のようなスケジュール感になります。
もちろんお急ぎであれば短縮は可能です。
また、コンテンツが難解であったり、希少言語などの場合は、もう少し日数をいただくこともあります。
スケジュールについては、ぜひワカールまでご相談ください。
翻訳メモリーとは何ですか?
翻訳支援システム(CAT)で使用する対訳データベースです。
CATでは、翻訳元ソースファイル(原文)を1つ1つの文節に分解してデータベース化します。
翻訳者はCAT上で原文1文1文を翻訳して入力していきます。
これにより、原文1文と訳文1文が対になったデータベースが作成されます。
翻訳メモリーの利点は次の通りです。
ワカールでは「Trados」(トラドス)という業界標準のCATシステムを導入しており、ほぼすべての翻訳作業をこのTrados上で行なっています。このため、弊社に翻訳をご依頼いただくと、すべての成果物は翻訳メモリーとして保管されますので、次回ご依頼時にはこの翻訳メモリーが活用されます。
また、他社で翻訳された文書の翻訳メモリーがあれば、それをインポートすることもできますので、新たに一から翻訳する必要がなくなる場合もあります。
用語集は作ってもらえますか?
必要に応じて用語集を作成いたします。
用語集は、翻訳文書の品質を一定に維持する上でとても大事なツールです。
継続して翻訳をご依頼いただいている会社様の場合は、無料にて用語集の作成と整備を行なっております。
用語集の作成だけでもご依頼いただけます。
過去の原文と訳文のセットをご支給いただければ、専門のスタッフが一つひとつ用語を抽出いたします。
費用等に関してはワカールまでお問い合わせください。
ネイティブチェックについて教えてください
ワカールでは文章に対する基本的なチェックは翻訳費用の中に含まれており、すべての翻訳文に対して実行しております。
これ以外に、さらに文章のクオリティを高めたいお客様に関しては、別途ネイティブチェックという形でサービスをご提供しています。
これは、通常、日本語で「リライト」と呼ばれる作業になります。
おもに、カタログ、パンフレットやホームページなど、営業、マーケティングツールで広告的要素が強い制作物のアピール力を高めたい場合などに実施します。
ネイティブスピーカーでコピーライティングなどの技能を持つスタッフが作業にあたります。
翻訳は日本人がするのですか?
ワカールには海外を含めて多くの契約翻訳スタッフがおります。
原文の内容等を勘案して担当翻訳者を選択しています。
各国語→日本語または日本語→各国語の場合、日本人の翻訳者を使うケースが多いです。
各国語→日本語の場合は、日本語文章がわかりやすく読みやすい必要があるので、ネイティブスピーカーである日本人を使います。
日本語→各国語の場合は、原文である日本語の内容理解が品質を左右するために日本人を使うケースが大半です。
もちろん、どちらの場合もネイティブスピーカーが翻訳原稿をブラッシュアップして品質を高めています。
マニュアルを翻訳したいのですが
マニュアル翻訳はワカールのもっとも得意とする分野です。 これまで28年にわたってさまざまな分野のマニュアル翻訳を取り扱ってきました。 マニュアル翻訳をご発注いただく際は、以下の点をご考慮ください。 原文ソースファイルの形態(アプリ名、バージョン等)をお知らせください。 お客様社内で同じジャンルの製品のマニュアルがあればご提供ください(用語、表現等参考にします)。 最終形態をご指定ください(テキスト納品、DTPレイアウト、印刷物等々)。 バージョンアップ等による改訂の場合はその旨お知らせください。 社内のレビュー体制(校正、チェック)をお教えください(スケジュールに反映します)。 社内に用語集等あればご支給ください。 このような情報をお知らせいただければ、見積、スケジュール等を作成させていただきます。
自社の用語や文章スタイルに合わせて翻訳してもらいたいのですが
用語集、スタイルガイド、過去の制作物など、用語やスタイルがわかるものをご支給ください。
ワカールの翻訳者は、みな経験を積んだプロです。
ご指定の資料に基づいて、用字用語、文体など揃えて翻訳いたします。
また、ワカールでは翻訳者から上がってきた文章を専門の編集者が編集します。
この際にも、用字用語や文章スタイルをチェックしリライトしますので、整合性の取れた翻訳文を納品することができます。
パワーポイントの翻訳はできますか?
パワーポイントの翻訳もお任せください。
翻訳支援システム(CAT)がPPTファイル中から翻訳に必要な箇所を漏れ無く抽出して、翻訳者がこれを翻訳します。
注釈である「ノート」も洗い出しますので、PPTファイル全体をローカライズできます。
翻訳後は、専門のレイアウターが翻訳により見栄えの悪くなった箇所のレイアウトを調整しますので、すぐに使える翻訳PPTが完成します。
翻訳の納品形態は?
お客様のご要望に合わせて、どのようなファイル形式、媒体でも納品可能です。
おおむね次のような形態で納品します。
自動翻訳(機械翻訳)で費用を安くできますか?
Google翻訳などインターネット上の無料翻訳サービスを利用されている方も多くいらっしゃいます。
弊社でも、専用の自動翻訳システムを導入していますが、まだ研究段階です。
現状としては、ビジネスレベルの翻訳を自動翻訳に期待するのは難しいところです。
ただし、目的を割り切れば使えるケースもあります。
例えば、大量の社内資料で概ね内容が理解できればよい、というような場合。
また、技術的な補足資料をユーザーに提供するような場合で、英語と併記することでユーザーが理解できることを期待できる場合、などです。
もし、こうしたニーズがあるようでしたら、一度ワカールまでご相談ください。
将来的には自動翻訳の精度は上がってきますので、お客様にもっと低価格で翻訳をご提供できるようになると考えています。
最低発注ボリュームはありますか?
最低発注量(ミニマムチャージ)はありません。
1行の文章でもご依頼ください!
翻訳会社の中には「最低1万円から」などと規定している会社も多くありますが、ワカールではどんな小さな翻訳でも喜んでお受けしています。
「こんなの頼めるのかな?」とお悩みでしたら、ぜひ一度ワカールまでご相談ください。
カタログ制作
どんなカタログが作れるのですか?
製品カタログ、サービスカタログなど、どんな種類のカタログでも企画、提案、制作いたします。
通常は、4色(カラー)でA4サイズ2ページ(ペラ)~4ページぐらいのボリュームのものが主流です。
巻三つ折といって6ページのものや、観音開きという8ページのものなど、内容や目的に応じて最適なものをご提案します。
カタログはどういうプロセスで制作するのですか?
通常の印刷物と同様に、次のようなプロセスで制作いたします。
①お打ち合わせ、オリエンテーション
②企画提案、ラフデザイン、お見積りの提出
③コピーライティング(または翻訳)
④写真撮影、イラスト、図版等の作成
⑤デザイン、DTP
⑥レビュー(校正)
⑦DTPフィニッシュ
⑧印刷
⑨納品
コピーやグラフィックスなどの要素はどうやって制作するのですか?
お打ち合わせや企画書の内容をもとに専門のコピーライターがキャッチやコピーを書き起こします。
場合によっては、お客様が作成したコピーを、弊社にてリライトして使用することもあります。
グラフィックには次のような要素があり、それぞれ専門のスタッフが作成します。
イラスト=テクニカルイラスト、キャラクターイラスト、3D CGなど
図版=グラフや説明図など
写真
イラストや写真は、イラストレーターが作成したり、カメラマンが撮影したりするほか、ストックフォトサービスからイメージに合ったロイヤルティフリーの写真やイラストを購入して使用することもあります。
写真撮影もできますか?
弊社のパートナースタッフにはカメラマンや写真スタジオもおります。
小さなモノであれば、カメラマンが出張してお客様の会社の会議室をお借りして、その場で撮影することも可能です。
大きなモノや特別にライティングや背景などが必要な場合は、スタジオでの撮影になります。
現在はデジタルカメラで撮影しますので、写真の加工や、撮影した写真をお客様の方で営業資料に使用するなどということも簡単にできるようになっています。
イラストの作成もできますか?
さまざまな種類のイラスト制作に対応しています。 イラストには大別すると、次のような種類があります。
印刷もできますか?
各種印刷を承っています。
印刷には次のような種類があります。
いくらぐらいかかりますか?
制作費は次の要素により変動します。
デザイン、コピーライティング、写真、イラスト、図版等々
A3二つ折り、カラーのカタログの場合、4万~10万円ぐらいが一般的です。
この制作費にプラスして印刷代がかかります。
印刷費用は次の要素により変動します。
一例として、A4、2ページ(ペラ裏表)、4色のカタログを1000部印刷した場合、5~6万円(税、送料別)になります。
制作するカタログをイメージできないのですが
新しくカタログを作る場合、なかなかイメージを固めるのは難しいですね。
他社や他製品のカタログを集めて、その中から自分のイメージに合うものを探したり、イメージに合う箇所をピックアップしてみるといいでしょう。
そうしたものをワカールの企画担当者にお見せください。
企画担当者はそうした情報をベースに「カンプ」と呼ばれるラフイメージを作ってお客様にお見せします。
そこから、またイメージを膨らませていただければいいと思います。
カタログはどんなアプリケーションで制作するのですか?
通常は「Illustrator」というアプリケーションソフトでデザイン、DTPを行ないます。
ページ数が多いカタログの場合には「InDesign」などのDTP系のアプリケーションソフトを使用する場合もあります。
また「Photoshop」などのレタッチソフトを使ってビジュアル作成や写真の加工を行ないます。
納期
マニュアル制作にはどれぐらいの日数が必要ですか?
マニュアル制作では、ひとつ一つ全くスケジュールは異なりますが、例として次のようなケースの標準的な必要日数を上げてみます。
(例)A5サイズ/16ページ/1色/イラスト4点、画面ハードコピー20点
①原稿作成=4日
②イラスト、画面等画像素材作成=3日
③レイアウトDTP=3日
④校正(レビュー)/修正=7日
①と②は並行して進みますので、全体としては約2週間程度で完成します。
もちろん、製品の開発進捗状況やお客様社内の校正の進行状況、修正の程度などにより、この日数ではすまない場合も多々あります。
これまでの経験から言えば、これの倍以上の日数がかかるケースが大半です。
マニュアルは、製品開発の中でも後工程に位置するので、どうしてもスケジュールが押せ押せになりがちです。
できれば、なるべく早くスタートされることをお勧めいたします。
翻訳にはどれぐらいの日数が必要ですか?
言語や内容によっても異なりますが、次のような処理量で日数を見積もっています。
(例)英文和訳の場合
①翻訳=1800ワード/1日
②チェック編集=4000ワード/1日
つまり、5000ワードの英文和訳案件であれば、翻訳3日+チェック編集1日で4日で納品させていただきます。
見積時に納期もお知らせいたします。ワカールまでご相談ください。
印刷にはどれぐらいの日数が必要ですか?
印刷方式により異なります。
カタログなどカラー(4色)印刷の場合
・デジタル印刷=半日から2日
・オフセット印刷=4~7日
マニュアルなどモノクロ(1色)印刷の場合
・オフセット印刷=4~6日
・ダイレクト印刷=3~5日
上記に納品配送の日数がかかります。
詳しくはワカールまでお問い合わせください。
カタログ作成にはどれぐらいの日数が必要ですか?
標準的なカタログ制作は、次のようなスケジュールで進行します。
①オリエンテーション~企画・構成=2~7日
②コピーライティング=2~7日
③イラスト作成、撮影など=2~6日
④デザイン=4~7日
⑤レビュー(校正)と修正=2~14日
⑥印刷=4日
内容により上記のように日数に幅があります。
最短で10日、通常は3週間前後で印刷納品するケースが大半です。
大至急、印刷物が必要なのですが
「展示会でカタログが品切れになった」「明日までに代理店にパンフレットを届けなければならない」
よく、こんなご相談をいただきます。
こういうケースでは「デジタル印刷」で印刷いたします。
デジタル印刷ではA4のカタログ500枚でも、早ければ5時間程度で印刷から製本まで完了することができます。
本日急ぎのご注文をいただき、明日午前中までにご希望の場所にお届け、ということも可能です。
セキュリティ・PL
PLってなんですか?
1994年に「製造物責任法」が制定されました。
製造物責任の英語(Product Liability)の頭文字を取ってPL法とも呼ばれます。
製品の欠陥によって被った損害に対して、被害者が製造会社に対して損害賠償を求めることができる法律です。製造業者は自ら製造、加工、輸入した製造物の欠陥により他人の生命、身体、財産を侵害したときは、過失の有無にかかわらず、生じた損害を賠償する責任があることを定めています。
PL法の考え方に則ると、マニュアルに正しい使い方や注意事項が記載されていなかったために、ユーザーが怪我などの損害を被った場合、製造会社に対して損害賠償を求めることができます。
このため、1994年以降に制作されるマニュアルでは、正しい使い方はもちろん、あらゆるケースを想定した注意事項、禁止事項が記載されるようになりました。
一般にマニュアルでは「PL表記」とか「注意表記」と呼んでいます。
「安全にお使いいただくために」や「お守りいただきたいこと」などの項目を充実させておくことは、訴訟リスクを低減させるためにも必須の項目になっています。
PL関連の表記が正しいか自信がないのですが
通常は同じジャンルの製品のマニュアルや他社のマニュアルを参考にPL表記を盛り込んでいると思います。
また、経済産業省などが公表する事故情報などを元に、新たに項目を盛り込んだりしています。
社内に法律部門があったり、顧問弁護士がPLに詳しければいいのですが、なかなかそういう会社は多くありません。
ワカールでは、PL問題に詳しい法律事務所と提携しており、マニュアルPL表記の妥当性チェックなどを有料で承っております。
不安をお持ちの方はぜひご相談ください。
あんなにたくさんの注意書きが本当に必要なんですか?
実際には不要な項目もあると考えられます。
定期的に内容をチェックする必要もあります。
実際には、専門家の意見を聞き、PL関連の判例などもチェックする必要があります。
判例によっては、これまで不要と思われていたようなケースに対しても対処しなければならない場合が発生します。
制作してもらった取扱説明書等の著作権はどうなりますか?
ワカールでは、お客様からの指示で成果物を制作する、というスタンスでおりますので、基本的に最終成果物の著作権はお客様にあると考えております。 納品時には、印刷物やPDFのほか、DTPなどソースファイル一式も納品しますので、お客様はこれを元に自由に修正や改変など行なっていただけます。
印刷
印刷の工程について教えてください
一般的なオフセット印刷では、次のような工程で印刷物ができあがります。
①入稿=DTPデータやPDFで入稿します。
②刷版=印刷用の版を起こします。この時点で間違いがないかどうか校正します。
③印刷=刷版を印刷機にかけて用紙に印刷します。
④断裁=通常は大きな用紙に印刷するので、これをカットします。
⑤製本=折り加工や綴じ加工をします。
⑥配送・納品
印刷用の入稿データには、いろいろと細かい条件がありますので、入稿前にワカールまでご相談ください。
1色や4色って何ですか?
印刷では、インクを多重に刷り重ねて色を表現します。
次のような印刷があります。
1色=モノクロ印刷です。通常は黒インクだけで印刷します。文字中心。
2色=通常は黒インク+もう1色のインクの2色で印刷します。
4色=カラー印刷です。CMYK(シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック)の4色のインクで刷るのであらゆる色を表現できます。
4色以上=CMYKの4色インクにプラスして、特色と呼ばれるインクを使う特殊な印刷です。
印刷するときには何が必要ですか?
印刷用のデータをご用意ください。
通常はDTPデータになります。
InDesign、Illustrator、Wordなどのデータになります。
また、印刷用に作成したPDFでも印刷可能です。
データを入稿する際には、次の点にご注意ください。
印刷用紙について教えてください
用途に合わせてさまざまな種類の用紙が用意されています。
一般的な用紙は次の通りです。
手触り、見た目等、さまざまな用紙があります。ワカールまでお申し付けいただければ、用紙見本をご持参いたします。
また、用紙を指定する場合は、紙の厚さを決める必要もあります。
通常は「Kg」で表されます。これも用紙見本をご参照ください。
製本の種類について教えてください
よく使われる製本方法は次の2種類です。
何冊から印刷できますか?
1冊から印刷することも可能です。
印刷方式により部数と費用の関係が変わります(ページ数とも関連します)。
シールやステッカーも印刷できますか?
シール、ステッカーの印刷も承っています。
モノクロ/カラー印刷、シール素材、表面加工、粘着強度、防水、耐候性、特殊加工など、シール、ステッカーにはさまざまな種類がありますので、ぜひご相談ください。
アメリカでは日本と用紙サイズが違うと聞きました
現在、世界各国ではA4、A5などA列の用紙サイズが使われています。
よく使われるA4サイズに対して、アメリカとカナダなどでは「レターサイズ」と呼ばれる用紙サイズが使われています。
レターサイズはアメリカで規格化されたインチサイズの用紙です。
通常のA4サイズが210mm×297mmなのに対して、レターサイズは215.9mm×279.4mm(8.5インチ×11インチ)になります。
A4サイズよりも幅が若干広く、縦が短くなっています。
このため、アメリカのDTPデータを翻訳して使う場合やその逆の場合は、DTP上でサイズを変更し、場合によってはレイアウトを調整する必要が出てきます。
自分で作ったWordやPowerPointも印刷できますか?
Word、PowerPoint、ExcelなどのOfficeデータを印刷することもできます。
料金・費用
トリセツを作るのにいくらぐらいかかりますか?
内容、ページ数、構成等で大きく変動します。
次のような要素が費用に影響します。
さらに、対象製品・サービスの内容や作成するマニュアルのレベル(品質)などにより変動します。
翻訳にはいくらぐらいかかりますか?
次の要素で費用を算出いたします。
原文データをご提供いただければ、すぐにお見積りいたします。
カタログ制作にはいくらぐらいかかりますか?
次のような費用要素があります。
ご連絡いただければ、すぐにお見積りいたします。
印刷にはいくらぐらいかかりますか?
次のような費用要素があります。
ご連絡いただければ、すぐにお見積りいたします。
ボリュームディスカウントはありますか?
大量ボリュームの翻訳に関してはディスカウントさせていただいています。
費用に関してましては「お客様のご予算の範囲内で」というスタンスで考えておりますので、ぜひワカールまでご相談ください。
請求と支払いについて教えてください
納品月の月末に請求させていただいています。 長期に渡る(半年以上)大型案件の場合は、途中段階で一部お支払いをご相談する場合もございます。 お支払いに関しては、通常、お客様の締め払いサイトで銀行振込みをお願いしています。