富士山登頂挑戦 2014年の巻

2014年7月21日~22日

関東甲信地方で昨年より約2週間遅い梅雨明けを迎えていたころ、私たちチーム・ワカールは今年も日本が誇る独立峰、富士山の登頂に挑戦しました!


三連休最終日の21日(月)、新宿のバス控え室で出発を待つ三人。昨年同様、新宿からバスで富士スバルライン五合目まで移動して、吉田ルートで登下山するプランです。


山登りの出発点、富士スバルライン五合目は濃い霧に包まれていました。気温も低くて肌寒く、山らしい気候になっていました。


間髪入れず、チーム・ワカールいざ出陣!



巨大なつづら折りになっている吉田ルート。最初の折り返し地点まで平坦な道を進んでいきます。






ここからが富士登山の本番。延々と続く上り坂をストイックに登っていきます。 あっという間に太ももがぱんぱんになっていました。


吉田ルートの特徴は何と言ってもよく整備されていることです。擁壁(土砂崩れを防ぐ壁)や石堤はもちろん、岩場には鎖・縄が張られています。



また、六合目/七号目/本七合目/八合目/本八合目/八号五勺には山小屋があり、飲食物や酸素など物資調達もできます。


七合目あたりから、溶岩が固まってできた岩場が延々と続きます。軍手をはめた両手も使い、身体全体を使って登っていきます。


空気もいよいよ薄くなり、息切れしやすくなってきました。ここが一日目の正念場です。


どうにかこうにか八合目に到着。数時間前、「雪が残っているよ!」と指を差していたところまで登ってきました。



雲を突き抜け、あたりはすっかり青空になっていました。眼下に広がる雲海を眺めて、その標高の高さを噛みしめていました。


午後四時半ごろ、本八合目に到着しました。宿泊する山小屋に入って身体を休めます。



標高3,200メートルに宿を構えるだけあってか、館員の商魂たくましい富士山グッズ/登山グッズの紹介が印象的でした^^


ご来光を山頂で迎えることに備え、早めに仮眠を取った一同。時刻は22日(火)午前一時、最後のアタックに向けて準備をします。




真っ暗闇の残り500メートル。下界ではもう夏なのに、沁みるような寒さが体力を奪います。 二時間半ほどかけて山頂にたどり着き、ご来光を待ちます。




待ちます……(寒いから早くしてくれ!と心の中で叫びながら)。


午前四時半ごろ、東の地平線にじんわりと、赤く輝く点がにじみ出ました。ご来光です!



この日は本当に天候に恵まれ、すばらしい日の出を目に焼きつけることができました!


ご来光の後はお鉢めぐり。富士山火口をぐるりと一周します。影富士を眺めたり、お手紙を投函したり……。






3,700メートル超の土地は、まさに異界でした。植生のない地表、夏なのに残っている雪氷、かすんで見える下界――この光景を目の当たりにできるのは、日本列島広しといえど、ここ富士山だけでしょう。


日本最高地点、3,776メートルの剣ヶ峰で記念撮影。 チーム・ワカール、富士山登頂成功!




頂上に別れを告げ、二日かけて登った富士山を一気に下ります。 私見ですが、富士登山で一番きついのは高山病で、一番怪我しやすいのは下りです。 吉田ルートの下りは滑りやすい急斜面となっており、足の親指や膝の関節が痛みやすいのです。 これから富士登山をされる方は、どうか下りにもご注意を。


富士スバルライン五合目に帰還し、帰りのバスを待つ一向。この後、山梨県内の日帰り温泉で二日間の汗を流し、新宿へと戻ってまいりました。


登山は、「己との対話」と言えるでしょう。黙々と山頂というゴールに向かって、一歩一歩、前に進んでいくさまは、不断の努力の最たるものです。 「大地との対話」とも言えるでしょう。大自然の脅威を目で見て、耳で聴き、肌で感じる。自分はこの大自然の一部にすぎない、ちっぽけな存在であると再認識することで、大地に感謝する。そんな時間も人生には必要なのかもしれません。 私たちは、「チームの対話」の醸成を目的として登りました。誰かがちょっと足をすべらしたときには、「大丈夫?」と声をかける。誰かが高山病や筋肉痛でつらい表情をしていたら、「ちょっと休もうか」と声をかける。登っている最中は黙っていても、ずっと心を通わせながら富士登山を成し遂げました。 この経験は、私たちチーム・ワカールをより高い次元に引き上げる土壌になるものだと、かたくなに信じてやみません。

文責:今村(2014年7月24日)

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