”わかりやすい”マニュアル制作講座

第10回 【レイアウト】ページを構成する要素

 

第10回 【マニュアルの作り方】ページを構成する要素

 

マニュアルの各ページには、いろいろな要素が配置されます。

ここでは、ページにどんな要素があるか説明します。

「第8回 【マニュアルの構成】説明の構成」とも併せてお読みください。

 

版面とは

 

新しい言葉が出てくるので、簡単に説明しておきましょう。

「版面」です。

「はんづら」または「はんめん」と読みます(「はんづら」が一般的)。

これはレイアウトのときによく使われる言葉なので覚えておきましょう。

印刷物のページで、本文など内容部分が配置されるスペースを指します。

それ以外の部分は「余白」になります。

「第10回 【マニュアルの作り方】ページの各パート」を参照してください。

 

版面・余白

 

版面内に配置されるページ要素

 

次にような要素は版面内に配置されます。

 

  • 見出し:大見出し、中見出しなど。
  • リード:項目の概要などの短い文章。
  • 本文:メインの説明や文章。
  • 表組み
  • ビジュアル:図、イラスト、写真など。
  • 注意
  • 参考
  • 参照
  • その他付加情報

 

余白に配置されるページ要素

 

次のような要素は余白部分に配置されるのが一般的です。

 

  • ヘッダー/フッター:ページの上下余白に載せる情報で「柱」などと呼ぶ。
  • ノンブル:ページ数。通常はフッター部分に表記。
  • ツメ:ページ外側(小口側)に配置するインデックス情報など。

 

これらは、ページもののマニュアルで一般的な要素です。

ペラもの(1枚もの)では異なる場合もあります。

 

 

株式会社 ワカール